シルバニアファミリーが好き

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シルバニアファミリーの魅力

シルバニアファミリーは1985年にエポック社から発売されました。それまでのエポック社というと、野球盤やテレビゲーム用のソフトを作ることで知られたメーカーで、日本初の家庭用テレビゲーム機である「テレビテニス」を作ったのもエポック社です。その後も家庭用のテレビゲーム機やソフトを数多く開発しており、どちらかというと男の子のおもちゃを作るメーカーというイメージが強かったかもしれません。そこに誕生したのがシルバニアファミリーでした。ヨーロッパなどでは昔から女の子のおもちゃやインテリアとして人気のあったドールハウスですが、日本ではあまりなじみがあるものではありませんでした。シルバニアファミリーは、そんな日本でドールハウスの文化を定着させた最初のおもちゃのひとつでした。人形を動物にすることで親しみやすくさせたことも人気の一因だったでしょう。初期のころは、家具の素材には木を使い、食器は小さいながらも陶器で作ることで本物に近い味わいを持たせていました。現在ではほとんどすべての家具や食器などはプラスチックで作られています。1987年にはテレビ用のアニメも制作され、1993年にはアメリカやヨーロッパにもシルバニアファミリーが発売されるようになりました。欧米のドールハウスをモデルとし作られたシルバニアファミリーが、逆に欧米でも人気を博したことは注目に値します。始めは数種類だった人形も、現在は数多くのシリーズが発売され、家の種類も豊富になり、赤ちゃんや幼稚園なども誕生して幅広い遊びができるようになりました。1999年にはシルバニアファミリーのコンセプトに基づいて作れたレストラン「シルバニア森のキッチン」がオープン、さらに2004年にはぐりんぱ内に「シルバニアビレッジ」が誕生するなど、シルバニアファンがシルバニアの世界を楽しめる場所も現在日本に数か所設けられています。誕生から30年近くたった現在でシルバニアファミリーは女の子を中心に愛され続けており、親子二代にわたるファンも少なくありません。

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