シルバニアファミリーが好き

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シルバニアファミリーのアニメ

シルバニアファミリーは、2007年から3DCGアニメとして制作され、DVDソフトとして発売されました。3DCGアニメとは、一般的にイメージされるイラストが動くようなアニメ―ションではなく、シルバニアのお人形が動いているような実写風のアニメーションです。以前はこうしたアニメーションは、本当に人形を使ってコマ送りにしながら撮影することで映像化をしていたのですが、CGを利用することによって動きが滑らかになるだけではなく、動物たちの表情や話す時の口の動きまで表現できるようになりました。まさに、シルバニアの動物たちが動き出したようなアニメーションになっています。2007年に発売されたDVDソフトの前身として、2005年から2006年にかけて試作版のミニ劇場が作成され、非売品のDVDソフトとしてシルバニアファミリーのお家などに同梱されていたこともありますが、この時はまだ技術的にもまだ至らない点が多くみられます。2007年に発売されたDVDソフトは全3話で制作は中止となりましたが、試作版と比べるとはるかに完成度が高く、シルバニアファミリー好きの子どもには人気の作品となりました。1話30分でDVD1本に1話という短いDVDでありながら、3DCGのクオリティーなどによって購入者からの評価も高く、3本とも購入して子供が繰り返し見ていますというレビューが相次ぐなど、内容は十分に満足できるものとなっています。本当にウサギやクマが動いたり話したりしているような映像は、大人でも驚かされるほどです。「ドキドキいたずらマジック」「プリンセスにあこがれて」「流れ星のおくりもの」の三篇になります。

それ以外に、シルバニアファミリーが発売されて間もない1987年に日・米・欧の合作として「シルバニアファミリー・ジ・アニメーション」が制作されましたが、これはアメリカでシリーズ放映されたのみで、日本では放映されていません。11分×26回のこのアニメーションは、3国での合作であったこともあって、エポック社のイメージするものとは離れた映像になったこともその理由の一端でしょう。もともとアメリカにおけるシルバニアファミリーのプロモーションの意図で作られたものであり、結果的にアメリカでもシルバニアファミリーは高い人気を博してオリジナルモデルが作られるまでになりました。

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